ダイヤリング
DIARING
ダイヤリング配管用断熱支持具
ラインナップ
・ダイヤリング置型 ・ダイヤリング吊型 ・ダイヤリングUP型
主な特徴
ダイヤリングは、低発泡ポリスチレン製の配管用断熱支持具です。
配管径に応じて様々なサイズをご用意しております。
製品の接合面に凹凸形状を設けており、施工時にズレがおきにくいです。
またUバンド部は凹ませているので、外装材の連続施工も容易です。
- ダイヤリングは全て耐熱仕様です。(80°C以下)
- Uバンド部を凹ませているので外装材の連続施工が容易であり、表面結露がおこりにくい。
- リサイクルが可能な素材です。
ダイヤリングボード
特徴・用途
本商品はタンク、熱交換器、機器類の架台、配管などのレベル調整、冷暖房ユニットの架台などの断熱を必要とする荷重のかかる場所に使用できます。
ダイヤリングの詳細情報
特 徴 | |
断熱材軸方向のズレ防止 | 接合面に凹凸があり、前後左右のズレが起きにくい |
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配管の外装材との連続性 | Uバンド部を溝状にしているので、Uバンドを取り付けても保温材面との段差がなく、保温施工が綺麗にできます。 |
熱伝導率 | 15A~150A : 0.037W/m・K以下 |
圧縮強度 | 15A~150A : 180N/cm²(18.36kgf/cm²) 200A~500A: 250N/cm²(25.5kgf/cm²) 要求強度に対して安全率を3倍程度持たせています |
吸水性 | 1g/100cm²以下と、高密度で吸水しにくい材料です |
燃焼性 | JIS A 9511の燃焼性をクリアした自己消火性材料です(酸素指数:27~29) |
衝撃対応性 | 粘り強い性質があり、衝撃に強く割れにくい材料です(凹む程度) |
使用温度例 | -50°C~80°C(冷水・冷温水用途に適しています) |
国交省仕様 | 国土交通省仕様書に適合しているので公共工事にも対応できます |
リサイクル性 | ポリスチレン素材であり、リサイクル可能な材料です |
施工上の注意
ダイヤリングと保温筒は密着させ外気の侵入がない様にテープでしっかりと固定して下さい。
金具の締め付け方は過度にならない様に注意すること。
ダイヤリング物性表
呼び径 | 15A~150A | 200A~500A |
---|---|---|
ホルムアルデヒド放散による区分 | F☆☆☆☆ | F☆☆☆☆ |
密度 | 150kg/㎥ | 200kg/㎥ |
圧縮強度 JIS K 7220 | 180N/cm²(18.36kgf/cm²) | 250N/cm²(25.50kgf/cm²) |
熱伝導率 JIS A 1412 | 0.037W/m・K以下 | 0.040W/m・K以下 |
吸水量 JIS A 9511 | 1g以下/100cm² | 1g以下/100cm² |
酸素指数 JIS K 7201 | 27~29 | 27~29 |
燃焼性 JIS A 9511 | 3秒間以内に炎が消えて、残じんがなく、かつ、燃焼限界指示線を越えて燃焼しない。 | |
使用温度例 | -50°C~80°C |
※データは測定値例であり保証値ではありません。
ダイヤリング取扱い上の注意事項
1.難燃剤を含有し、自己消火性ですが、燃える性質があります。
保管・施工にあたっては、特に溶接、溶断の火に充分ご注意下さい。
消火方法は一般火災と同じで差しつかえありません。
2.使用温度は、配管表面温度80℃以下でのご使用を御願いします。
3.温度上昇に伴い、断熱材部分の圧縮強度が低下しますので、使用温度範囲でご使用下さい。
4.多くのプラスチックと同様に、断熱材部分は紫外線によって劣化しますので、直射日光を避けるようご注意下さい。
5.金具とプラスチックの組合せ製品ですので、破棄する場合は、
各地域の廃棄物処理指針に従って処理して下さい。
6.金具は締め付けすぎないように注意し、施工して下さい。
7.ダイヤリングは、国土交通省大臣官房官庁営繕部監修機械設備共通仕様書平成22年度版の横走り管の棒綱吊り支持間隔に準拠し設計しています。
仕様書支持間隔を超さないように施工して下さい。
8.局部的な偏荷重や急激な荷重・衝撃をできるだけかけないように注意して下さい。
以上の注意事項に関しては、一般的取扱いを対象としたものです。詳細は弊社にお問い合せ下さい。